メッセージ


聖書箇所

ヤコブ4:7
 神に従いなさい。そして、悪魔に立ち向かいなさい。そうすれば、悪魔はあなたがたから逃げ去ります。

6月14日(日)
メッセージ

濱野好邦
説教題:「神に従う生き甲斐のある人生」
説教要旨:イエス・キリストだけを信じて生きて行くという明確な信仰の決断の中で日々暮らすことが肝心です。

 創世記22章16節〜18節
 あなたが、このことをなし、あなたの子、あなたのひとり子を惜しまなかったから、わたしは確かにあなたを大いに祝福し、あなたの子孫を、空の星、海辺の砂のように数多く増し加えよう。そしてあなたの子孫は、その敵の門を勝ち取るであろう。あなたの子孫によって、地のすべての国々は祝福を受けるようになる。あなたがわたしの声に聞き従ったからである。

 「神様に従う人生」
 アブラハムは神様のご命令通りに一人息子のイサクを惜しまずに献げようとしました。神様にはアブラハムがイサクの命よりも神様の命令を大事にし、神様の声に聞き従う姿勢を示したことを高く評価しました。事実、アブラハムは、イサクを献げよ、という命令に従ったのです。このことによってアブラハムが神様を信じていることが明確に証明されたのです。

 神を信じたら子どもを殺しても良いということでは決してありません。そうでは無く、神様を信じるとは、神様に従う人生を生きるということだと教えているのです。神様は愛と真実を最も大切にする御方です。私たちも神様を信じて生きるならば愛と真実を最も大事なこととして生きていく必要があります。愛と真実を放棄することが神様に背く「罪」そのものなのです。


いのちが一番大切だと
思っていたころ
生きるのが苦しかった
いのちより大切なものが
あると知った日
生きているのが
嬉しかった     星野富弘作

 この詩を読んで、人生に挫折していた人たちが次々に社会復帰を遂げていきました。今も多くの人々に生きる勇気を与えている詩です。
 星野さんは私と同じ昭和21年生まれです。神様は星野さんに「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです」という聖書の言葉でキリストに従う人生を生きるように導いて下さったそうです。
イエス・キリストだけを信じて生きて行くという明確な信仰の決断の中で日々暮らしていきましょう。

祝福を祈ります。