メッセージ 8/13   互いに励まし合い、互いに徳を高め合いなさい。1テサロニケ5:11

説教題 「バビロンへ」 牧 師
聖書箇所 エレミヤ書29章11節
 わたしはあなたがたのために立てている計画をよく知っているからだ。─主の御告げ─それはわざわいではなくて、平安を与える計画であり、あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ。あなたがたがわたしを呼び求めて歩き、わたしに祈るなら、わたしはあなたがたに聞こう。
濱野 好邦
説教要旨 神様の導きに委ねることが必要です。

神様が、神様の民に対して立てている計画は、禍ではなくなく平安を与える計画だと言われています。それは、神の民に将来と希望を与えるためだという理由も明らかにされています。神様の民が、神様を信頼して祈るならこのご計画が実現されるのです。

神様のご計画は、ユダヤの人々がバビロンに移住し、そこで平和な暮らしをすることです。バビロン移住は神様が選民のために用意した計画ですから安心してバビロンへ下り、そこで社会の平安を祈り、家庭を作り穏やかに暮らしなさいと導いています。

神様は選民を再びエルサレムに連れ戻して、礼拝する神様の民として確立しようとしているのです。事実、バビロンからエルサレムに帰還したユダヤ人はエルサレム神殿とエルサレム城壁を再建して、捕囚以前にはるかにまさる力強い礼拝の民として立ち上がっていったのです。

私たちの信仰生活の中でも、引っ越しを余儀なくさせられるような辛い体験をする日もあり、法的な処罰を受けるような場合も起こり得るのですが、それをうやむやにして通過するよりも、しっかり悔い改めて出直すほうが、後々の発展のためには良いのです。前途は神様の導きに委ねることが必要です。神様が私たちをより良い方向に導いてくださることを信じて信仰生活を励みましょう。