メッセージ 9/17   互いに励まし合い、互いに徳を高め合いなさい。1テサロニケ5:11

説教題 「最高の理解者」 牧 師
聖書箇所 詩篇139篇23節24節
神よ。私を探り、私の心を知ってください。私を調べ、私の思い煩いを知ってください。私のうちに傷のついた道があるか、ないかを見て、私をとこしえの道に導いてください。
濱野 好邦
説教要旨

作者は私の心を知ってくださいと祈りました。神様によって私たちの心の細部までが知られていることほど大きな安心はありません。私たちが祈り始める前に神様は私たちが何をうめき、何を祈ろうとしているかご存じだからです。私たちが神様を知るよりも神様によって私たちが知られているということが素晴らしいことです。

自分が知恵のあるものになるよりも、完全無欠な知恵を持つ神様に頼ることの方がはるかに素晴らしいのです。私たちの知恵が神様の知恵に勝ることはあり得ないからです。私たちの知恵は神様によって矯正されなければならず、私たちの歩みは神様によって正しく修正されなければならないからです。

パウロはローマ8の26で「私たちは、どのように祈ったらよいかわからないのですが、御霊ご自身が、言いようもない深いうめきによって、私たちのためにとりなしてくださいます」と知られていることを喜び、知っていて下さる方の祈りに自分の祈りを委ねています。

神様は私たちが罪深いものであり、弱く、無知なものであることをご存じの上で私たちを愛し、私たちを守り助けて下さいます。お母さんが赤ちゃんの泣き声だけで赤ちゃんの要求を理解して必要なものを与えるのとよく似ています。「神様」このお方ほどの素晴らしい理解者は私たちにはないのです。

自分が最高の理解者であるキリストから親しく知られ、親しく愛されていることを知る者とされましょう。